年果つる月
私が日本人を考える時、 「間」という観念が浮かぶ。

 空白  一呼吸  すきま  頃合い  インターバル  タイミング

ニッポンジンは当たり前のように「間」とともに生き、知らず知らずの間に「間」を操っている。
平面にも空間にも時間にも。ひとつの観念を複数の次元で応用している!
すごいことダ…。

平面に「間」を有効に存在させるには、かなりの意匠性を要する。
空間に「間」が存在しなければ息が詰まる。居場所がなくなる。
時間的「間」には、一瞬もあれば長期間のものもある。
料理を出す・時候の挨拶を出すなどがわかりやすい例だろう。
相手をおもんばかろうとする気持ちがないとうまく働かない。

木瓜
せわしない師走。心にも「間」を。・・・自信ないけど。

「間という観念」の重要性をこんな風に考えてみた。

kazuyo




CONTENTS
4/花あふるる月
5/風きらめく月
6/地うるおう月
7/波かがやきし月
8/雲たくましき月
9/天高き月
10/実りことほぐ月
11/空凍える月
12/年果つる月
1/心あらたまる月
2/命芽吹く月
3/蕾ほころぶ月