ニ・シ・ム・ク・さむらい!今月は“さむらい”の月、11月です。
しかしどうして“さむらい”というのでしょうか?もしかして“寒(さむ)”“来(らい)”?!ンなアホな!
それはさておき。

お茶の世界では、11月は炉開きの月に当たります。
5月から畳の上に据えられていた「風炉(ふろ)」がしまわれ、替わりに畳の下から「炉」が現れます。
茶道というとお茶を点てる作法が有名ですが、「炭点前」という作法もあるのです。熱くなりすぎず適度な温度にお湯が保たれるように炭の継ぎ方が決まっていて、その行為を“景色を描く”と言います。
四角い炉の中の、三つの爪で囲まれた丸い五徳の中に、炭で景色を描く。

私が何より驚いたのは、お茶に使われる炭のひとつひとつに名前が付いているということでした。
てん炭、どう炭、まるぎっちょ…
美味しいお茶を淹れる為のお湯を沸かしてくれる炭を慈しみ、“ありがとう”という気持ちでつけられたような気がして、“ものを大事にするこころ”に甚だ恐れ入ったものでした。




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